それまで使用していた適性検査は実施に1時間半かかっていたため、35分ほどで終了できる3Eテストへ変更。
同時に会社説明会の内容も改善し、会社説明会と適性検査の実施で4時間弱かかっていた時間を2時間半に短縮させる。
また、既存社員の中から各部署の活躍人材を選抜してテストを実施し、会社の風土と活躍人材の傾向を把握。結果を踏まえて、テスト結果による選考について、以下の基準を設定した。
3E-i(知的能力テスト)総合評価4点以上
3E-p(性格・価値観テスト)性格特性の「主体性」、「変革性」が高い
エネルギー量の「行動性」、「決断性」が高い
ストレス耐性の得点が全項目50点以上
まず、テスト結果が上記の基準を満たした者を選び、通過者の中でエントリーシート選考を行い、面接に進めるように選考フローを変更した。
会社説明会と適性検査の実施時間の短縮により、それまで1日1回しか行えなかった会社説明会が、午前と午後の1日2回行えるようになり、より多くの学生からの応募が集まった。
また、テスト結果による選考基準がより明確になったことで、初期選考にかける時間と、一次選考通過者の面接設定までの時間が大幅に短縮され、選考辞退者を減少させることができた。
その結果、以前に比べて優秀な人材の採用、入社数が増え、早期に活躍し成果を上げる者が増えている。
■変更後の新卒採用の初期選考フロー
(1) 3E-i の総合評価が4点以上
(2) 性格特性の「主体性」と「変革性」、エネルギー量の「行動性」と「決断性」の偏差値が50以上、ストレス耐性が全項目50点以上
(1)(2)の通過者の中でエントリーシート選考を行い、一次選考の通過者を確定。