見極め精度向上により、即戦力人材の採用に成功。
企業プロフィール
- 業種
-
SIer・ソフトウェア・通信
- 従業員数
-
200名
- 状況
-
社内システム改善促進のため、新たに社内SE職を増員する中途採用を行いたい。
課題と目的
課題
中途採用でエンジニアの採用を行うにあたり、出来る限り自社に定着し、即戦力として活躍できる人材を見極めたい。しかし、長らく中途採用を実施していなかったため、採用活動における知見を持っている者が社内におらず、人材を見極められるかどうかという問題がある。
目的
現在活躍している社員に適性検査を受検してもらい、求める人材モデルを作成。具体的には、
- 「知的能力テスト」で業務遂行における能力を見極め、即戦力となる人材かどうか判断。
- 「性格・価値観テスト」で「性格特性」「コミュニケーション力」「ストレス耐性」にフォーカスし、会社に定着し、より長く働き続ける人材を見極める。
テストの利用方法
まず、求める人材のモデルを作成するため、人事評価が高く、活躍している社員を対象に適性検査を実施。結果を分析した所、以下の特徴があることがわかった。
活躍しているエンジニアの特徴
知的能力
- 総合評価 :平均6点
- 計算応用力 :全員7点以上
性格・価値観
- 性格特性 :「主体性」「変革性」が高い
- コミュニケーション力:「意思伝達力」「論理的表現力」が高い
- ストレス耐性 :全体的に高いが、特に「仕事の負荷量」が高い
この分析結果をもとに、初期選考にTalent Analyticsを受検するフローに変更。書類と知的能力テストの結果でまずは評点をつけ、一次面接では性格・価値観テストの結果を踏まえ、人物像を明らかにする質問をいくつか設定。経歴・スキルとあわせて総合的に合否を判断した。
導入した効果
Talent Analyticsのテスト結果を活用した採用活動により、履歴書、職務経歴書だけではわからない素質や性格がわかり、活躍人材を見極めることに成功した。採用した人物は即戦力として活躍しており、引き続き増員のための採用活動を続けている。