全社員にテストを実施。店舗で接客する社員、スタッフにおいて、人付き合いや仕事の負荷量に対するストレス耐性は高かったが、評価・評判に対するストレス耐性が低い傾向にあることがわかった。接客業務そのものへのストレス耐性はあるが、上司からの評価や売上目標、お客様からの声に対してストレスをためやすいことが考えられた。
まず、社員、スタッフに対するテスト結果のフィードバックを含めた面談を実施。
自身のストレス耐性を認識させるとともに、現状でストレスを感じていること、悩みや不安について話し合い、改善策をまとめた。あわせて、ストレスへの対処法に関する社員研修を実施し、不調になる前に予防できるようにした。
また、上司から社員、スタッフに対する評価の仕方についても改善。
店舗で働くスタッフが適切な評価とアドバイスができるようにした。
取り組み後、仕事におけるストレスでの不調を訴える者は減り、ストレス過多による休職者・退職者は0になった。また、評価・評判のストレス耐性を高める取り組みとして、上司から社員への評価アプローチの改善、お客様からの喜びの声の共有などの取り組みにより、店舗で働くスタッフのモチベーションアップにもつながり、定着率向上にもつながっている。
※このグラフは別途作成した集計結果です。実際の結果とは表示が異なります。