特別な知識がなくても読み解ける!Talent Analyticsの導入背景と期待すること
日本生命保険相互会社
ネットワーク業務部
調査役 町田 綾 様
課長補佐 吉澤 智実様
生命保険業
1989年設立
従業員数 68,072名(うち内務職員20,135名)
適性検査導入の背景とTalent Analyticsに決めた理由
日本生命では、サービスコーディネーター職の採用にTalent Analyticsを活用しています。
この職種は、ご契約者様に契約内容の確認を行い、将来のライフプランをシミュレーションしながら総合的なコンサルティングを行います。ご契約者様との信頼関係の構築と長期にわたるサポートが求められる重要な役割です。 現在活躍する職員の多くは未経験からスタートしており、それまでの他のお仕事から、新たにチャレンジするケースがとても多いです。中には子育てが一段落し、もう一度仕事に復帰する職員もおり、 年齢や経験を問わず活躍できる仕事です。入社後は、知識や経験を身につけるための研修や実務教育を用意しています。
以前は適性検査を利用していませんでしたが、ご契約者様によりご満足いただくため、また入社した職員がより活躍できる環境を築くために、 入社後に活躍できる人材 を「選考」し、長く勤めてもらえる よう「育てる」という二つの目的で導入しました。
Talent Analyticsを選んだ理由は、選考で判断するための、豊富な項目が備わっていたことにあります。
例えば、お客様対応において「営業職」というと、エネルギッシュで自分の意見を伝えることが得意な方が向いているのではないかと思われることがありますが、私たちが求める「お客様対応力」は、ご契約者様の状況を細かくヒアリングし、その要望に寄り添いながら提案を進めていくような力です。また、お客様対応では粘り強さが必要になることもあります。これらを判断するのに十分な項目がTalent Analyticsにはありました。
現場の人間も使いやすいTalent Analytics
当社は採用人数が多いため、各営業部にいる営業マネージャーがTalent Analyticsを活用しているのですが、読み解きのしやすさや、人事以外の者でも使える面接時のマニュアルなどの支援があったこともポイントとなりました。
実際、導入後に「Talent Analyticsを使った採用選考における魅力づけ方法」というセミナーに参加しましたが、そこでいただいた魅力づけの資料も営業マネージャーに展開しています。
質の高い人材を求める一方、採用市場は激化しているため、採用における競争力が求められます。魅力づけの資料では、Talent Analyticsの項目にあわせた具体的なトークが紹介されています。これにより、応募者一人ひとりにあわせた採用面接が可能になり、サービスコーディネーターの仕事の魅力をさらに伝えることができると期待しています。
期待することや取り組みたいこと
選考では適性検査結果を活用することが確立されてきたので、今後は育てることにより焦点を当てていくつもりです。
これまでは、選考から入社までの採用活動について、営業マネージャーと話し合いを行ってきました。しかし、これからは営業マネージャーが「この職員にはどのように関わるべきか?どう育成していけばいいのか?」と悩む場面でも、Talent Analyticsを活用しながらサポートできる体制を整えていきたいと考えています。
適性検査の結果を入社後のマネジメントにも活用し、職員のタイプに合わせて関わり方を変えていくことで、職員の成長を促進し、お客様満足度向上にも繋がることを期待しています。タイプに合ったマネジメントを行うことで、成長をより一層サポートし、長期的な成功に繋がることを期待しています。